和室の押入をウォークインクローゼットにリフォームしました。
もともと押入の裏側はリビングの収納でした。
お客様からはリビングの収納はなくなっても良いので、
和室の押入をウォークインクローゼットにしたいとのご要望がございました。
以前から、各居室のクローゼット以外に、大型収納庫があれば便利と感じていたそうです。
押入に収納すると出し入れが不便だった大型備品、季節家電などは出し入れがしやすくなり、
シーズン以外の衣類は家族全員分まとめて収納できます。
また、こちらのお客様宅のリビングにおいては、収納よりも壁の方が使い勝手が良いです。
壁面であればテレビ台やソファなどを置けるからです。
今までは収納があったのでその壁面に家具などを置けませんでした。
【改修前】
【改修中】
間仕切り壁を解体撤去していきます。
床下地や壁下地をつくっていきます。
襖を撤去した広い開口部は壁を作って塞ぎます。
新しく壁をつくった扉周りだけでなく、和室全体のクロスを張り替えました。
ウォークインクローゼットの出入り口は両開き扉を採用しました。
ウォークインクローゼットの中には布団も収納できるよう、押入れと同じように中段と枕棚を設置しました。
奥行が広いので、大型の物も収納できます。
衣類収納のために内部は細かく仕切ってクローゼット内収納を設置しました。
ウォークインクローゼット内の壁はクロスを貼り、床はフローリングを施工しました。
天井照明はLEDのダウンライトを付けました。
【改修後】
和室のウォークインクローゼット完成です。
小さな収納専用部屋が出来上がりました。
出入り口のドアを両開き扉にしたことで扉の存在感がなく、違和感なく和室に馴染んでいます。
畳の表替えも行い、和室の雰囲気が明るなりました。
リビング側は壁面にテレビ台などを置けるようになり、こちらも使い勝手良くなりました。
今回の事例は和室の押し入れをウォークインクローゼットにした施工事例ですが、
リビング側にも片開き扉(または収納両開き扉)を取り付けて
「ウォークスルークローゼット」にすることも可能です。
その他の収納リフォームも設計・施工できますので、お気軽にご相談ください。