今回の施工事例では、
・和室を洋室にリフォーム
・開放的なリビングダイニングにリフォーム、
・床暖房リフォーム
をご紹介します。
施工中写真が多いため2回に分けておりますので、
パート②の施工事例もぜひご覧ください。
【はじめに・改修前の状態】
改修前、リビングダイニングとして使っていた部屋は和室でした。
隣にキッチンがあるのですが、壁で仕切られていました。
そこで、キッチン空間と居間の和室をつなげて開放感ある空間にし、
和室を洋室にすることで、
よりキッチンと居間の一体感を高めるリフォームをすることとなりました。
また、和室を洋室にリフォームする際、床暖房を入れることにしました。
【改修前と改修後の図面】
【改修前~キッチン側から和室を見た様子~】
キッチン側から和室を見た様子です。
キッチンと和室の間に壁があるので和室はよく見えない状態です。
こちらが和室です。和室には広縁もあります。
【改修中~キッチン側から和室を見た様子~】
畳を撤去します。中央にあるのは掘りごたつです。
今回のリフォームで床暖房をいれるので掘りごたつはなくすことにしました。
解体中です。
天井は解体されて下地の状態です。
天井廻り縁、窓枠(障子でしたので)、鴨居など和室を構成している造作部材を
すべて解体していきます。
今まで広縁は畳とフラット(平坦)につながっていましたが、
畳が撤去されると一段高くなってしまうので、
新しい床の高さに合わせて広縁も解体していきます。
――――――――――<補足>―――――――――――――――
赤い点線で囲った部分を見て分かるように、
広縁と床の間が畳とフラットになっています。
和室を洋室にする場合、
畳に隣接している周辺の部屋(広縁や床の間も含む)や、
出入り口およびテラス窓の下枠との段差をどう納めるか、
といった点も考えていかなければいけません。
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黄色い点線で囲ってある部分、
和室と広縁の間にあった垂れ壁の高さが短くなり、
少し高さ方向に開放感が出ました。
構造上、この垂れ壁をすべて撤去するわけにはいかなかったので、
短くできる範囲で短くしました。
黄色い線で囲ってある垂れ壁部分が短くなった様子、
お分かりになりますでしょうか?
ぜひ改修前写真と見比べてみてください。
こちらの写真は床暖房マットを敷設している様子です。
温水式の床暖房です。
押入れは解体してクローゼットをつくります。
奥行が薄くなった分、部屋面積も広くなっています。
広げた開口部に取り付ける開口枠という枠材をつくって、
仮固定しています。
クロスを貼る直前の様子です。
床暖房敷設後、新しいフローリングが貼ってある状態ですが、
傷がつかないようにしっかり床養生(保護材で保護)しています。
クロスが途中まで貼られている状態の写真です。
上記写真の工事スタッフは照明器具の設置などをしています。
工事完成まであともう少しです。
クロスが貼り終わり完成です。
【改修後~キッチン側から和室を見た様子~】
改修前と改修後の写真を見比べてみると・・・
・改修前
・改修後
キッチンと居間の和室を独立させていた壁がなくなり、
リビングダイニングキッチンとしてつながった空間になりました。
押入だった部分のスペースの奥行を薄くして
撤去できる壁は撤去して
開口部はできる限り広くして
クロスは明るい白色を選んで
お部屋の雰囲気がとても明るくなりました。
床暖房もあるので、冬場も暖かく過ごせます。
・和室を洋室にリフォーム
・開放的なリビングダイニングにリフォーム、
・床暖房リフォーム
工事中の詳細をさらに載せております、
パート②の施工事例もぜひご覧ください。