もともとの洗面は、お風呂と洗面がセットになったユニットバス(=2点ユニットバス)でした。
ビジネスホテルなどで見かけるような、小さい洗面器が浴室内に併設されており、
浴室内に入らないと手洗い・洗顔・歯磨きなどができませんでした。
独立した洗面台が必要とのことで、お部屋の中に洗面台を設置することにしました。
他の水廻りから離れてしまうと配管工事など大掛かりになりますので、トイレや浴室のすぐ側に新設します。
【工事前図面】
【工事後図面】
玄関からすぐそばのトイレ前スペースがちょうど奥行き40cmほど奥まっていましたので、洗面はこちらに設置しました。
そのままですとトイレに出入りできなくなりますので、トイレ出入口ドアは脱衣室側に位置変更しました。
浴室は洗面が必要なくなりますので、2点ユニットバスではなく一般的なマンションリフォーム用ユニットバスに入れ替えました。
【工事前写真】
玄関に向かって撮った写真です。写真中央の茶色のドアが廊下から脱衣室に出入りするドアです。
トイレドアはこの写真には写っていませんが、奥まった位置にあります。
こちらの写真のドアがトイレドアです。このドアの前の奥まったスペースに洗面台を設置します。
壁をつくり、ここに鏡を取り付ける予定です。
もともとのトイレと2点ユニットバスです。
【工事中写真】
洗面台までの給排水は、脱衣室の床とトイレの床をすべて上げて床下を通しました。
もともとのトイレドアは取り外して壁を作り埋めました。電気配線等を通し間接照明を取り付けます。
脱衣室側にトイレドアを位置変更しました。
【工事後写真】
奥行が40cmほどのコンパクトな洗面台を選びました。LIXILのエスタという洗面台の下台です。
洗面小物を収納できるよう、奥行きの薄い壁埋込収納を取り付けました。
円形のミラーと間接照明がおしゃれな雰囲気を演出しています。
周囲の壁紙は水はねに強いタイプを選びました。
玄関入ってすぐの位置になりますので、来訪者の方にもよく目につく位置にある洗面台です。
“いかにも洗面台の見た目”や、“ホームセンターなどでもよく見かける洗面台”のような規格品ですと、
空間に違和感が出てしまうため、洗面プランは慎重に検討しました。
新しいトイレドアは折れ戸式です。
開き戸と比べてドア開閉時に扉が邪魔になりません。やや狭い脱衣室にはぴったりのドアです。
浴室は2点ユニットバスではなくなり、お掃除のしやすいユニットバスになりました。
メーカーはトクラスです。マンションリフォーム専用ユニットバスVITAR(ヴィタール)です。
浴槽は人造大理石浴槽です。
トイレはパナソニックのアラウーノに交換しました。
前面の壁にはLIXILのエコカラット(調湿建材)を貼りました。
【洗面台のないスペースに洗面台を設置するリフォーム・Before&Afterまとめ】
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今まで水まわりではなかった場所に水まわり設備機器を新設するためには、
水道配管や電気の線を通すために床工事や壁工事が必要となります。よって床材の張替や壁紙の張替工事
などが発生します。
加えて周囲の水まわりとの配置変更や、今回のケースのようにドア位置変更に伴うドア費用等も必要になる場合があります。
希望内容や現場状況によりかかる費用が異なりますので概算お見積りが難しいです。
そのため現地調査後にお見積りご提出という流れになります。
今は2点ユニットバスだけど、洗面は個別にしてお風呂はユニットバスにしたいとお考えの方、
戸建住宅の2階にトイレ以外水まわりがなく、2階にも手洗器兼洗面台が欲しいという方、
お部屋の中(寝室など)に手洗器やミニキッチンを設けたい方、
など、ご検討中の方はぜひモダンリビングにご相談ください。
八王子市・町田市・日野市・多摩市・あきる野市・府中市・調布市・稲城市・国立市・国分寺市・立川市の水まわりリフォームはぜひモダンリビングにお任せください!