マンションの和室(8畳)を使い勝手良く過ごしやすい空間にリフォームした施工事例です。
「和室の雰囲気は落ち着くので畳は残したい」とのことで、畳を新床にすることを検討しました。
しかし、畳のメンテナンス性やお手入れのしやすさ、色褪せ等の劣化を考えて“畳風の床材”に変えることにしました。
また、押入をクローゼット風にリフォームすることにしました。
【押入リフォーム前の図】・向かって左側から、床の間、押入、廊下(玄関ホール)側から使用する物入となっています。
【押入リフォーム後の図】・物入れを解体し、押入を広げ、布団も収納できる大きなクローゼットに作り替えました。
【和室リフォーム工事 工事前写真】
【和室リフォーム工事 工事中写真】
解体時、玄関ホール側から和室を見た状態です。向かって左側は、幅90cm×奥行き90cm程度の奥行きの深い収納です。
この収納は奥行きが深いので収納物の出し入れがしにくく、使いづらいとのお話でした。
この収納を解体し、和室の収納を広げます。
玄関ホール側に収納はなくなりますが、収納物の出し入れがしやすい薄型収納を新たに設置する予定です。
天井は野淵を組み、石膏ボードでクロス下地、仕上げにクロス施工です。
壁のクロスは1面のみ色柄を変えてアクセントクロスにしています。
窓と窓枠も新しくしました。窓交換は寒さと隙間風対策として行いました。
床材を施工する前の状態の写真です。
もともと押入だった箇所と床の間の間の壁は解体できなかったため(配管等の問題により)、
床の間の部分は洋服クローゼットとして使用できるように洋服パイプを取付け、開き扉を付けました。
押入だった箇所は広い収納スペースとなりました。布団もしっかり収納できるようにしています。
3枚引き戸でなので開口部が広く、収納物の出し入れがしやすいです。
出入口の戸襖は、引き戸に変えました。(青い部分は明り取り窓です。保護シールが青いので実際は半透明です。)
明るい色の木目の扉はパナソニック製です。収納の扉も同様です。「ベリティス」という商品です。
和の雰囲気を壊さない優しい色合いです。
【和室リフォーム工事 工事後写真】
天井、壁、床、収納、出入り口ドア、窓、窓枠などすべてを新しくしたので、
和室から和室へのリフォームなのですが雰囲気が大幅に変わりました!
畳風床材とクロスなどの色の組み合わせが、爽やかで素敵です。
今までの和室では、木部が濃い茶色でしたが、リフォーム後の和室は薄い茶色(メープル柄採用)のため、
和室の雰囲気が明るく軽やかになった印象です。
リフォームで採用した床材は、大建工業の「ここち和座」という畳風床材です。(画像は参考画像)
琉球畳のような正方形の縁なし形状のデザインです。
色のバリエーションも豊富にありお部屋を和モダンな雰囲気にすることが出来ます。
【工事前】
↓
【工事後】
【工事前】
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【工事後】
やはり和室は落ち着きます。
使い勝手や目的に合わせて和と洋を融合させ、和室を残せるようにリフォームすることは素敵ですね。
和室を和モダンな空間にリフォーム、
押入をクローゼットに作り替えるリフォーム、
畳を畳風床材に変えるリフォームは、ぜひモダンリビングにおまかせください!